上尾 理容室/床屋/ 1000円カット GROOVY

店長の「無人島に持って行くなら、この10枚!」


音楽好きな店長がセレクトした、究極の10枚。 

あなたは、無人島にCDを10枚持っていけるとしたら、どんなCDを選びますか?

 

 

1枚目。 マイルス・デイビスの「カインド・オブ・ブルー」。

 

少し耳が肥えてないと、その良さが分からないジャズ大名盤の1枚。

 

管楽器は、マイルス、コルトレーン、キャノンボール、おまけにピアノは、ビル・エバンス、ウィントン・ケリー。

 

いや~、すごい。私も初めは良さが分からなかったけど、耳が鍛えられてくると、この名盤の凄みが分かってくる。

 

心の奥まで染み渡る、味わい深い、究極の1枚。 

      

 


2枚目。 ジョン・コルトレーンの「ブルートレイン」

 

まあ、これもジャズ好きには当たり前過ぎる1枚なんだけど・・・。

 

ジャズと言えばブルーノートだけど、コルトレーンのブルーノートのアルバムは好きじゃないというジャズファンは多い。

 

でもこの1枚だけは好きだという人もまた多い。

 

トランペットの天才、リー・モーガンも暴れまくっていてそれもまたよし。しかし渋すぎる名盤だ。

 

 


3枚目。 OASISのベストアルバム

 

いきなりロックを持ってきた(笑)。 

うーん、何だかんだ言ってロックバンドの中では1番好きですね、OASISは。

 

20歳過ぎくらいから、ずっと聴いてきた音楽が詰まっています。

 

青春時代を思いだす・・・。 

 

 どのアルバムも思い入れがあるので、全シングル曲が入ったやつをセレクト。やはりギャラガー兄弟は2人で1つ。再結成しろ~!!

 

動画は彼らの代表曲の「ホワット・エバー」。何度もCMで使われている名曲。歌詞も素晴らしく、とても励まされる。

 

 


4枚目。 MUSEの「The 2nd  Law」

 

ミューズと読みます。MUSE、いいっすよ。うん、かなりいい。

 

私はこのアルバムの他は2枚くらいしか聴いてないけど、いいアルバム多い気がする。

 

何だろう、1曲目のイントロから釘付けとなった。今までにない音楽。いやルーツは良く分かる。

 

クイーン、U2、当たりか。しかし洗練されているし、スケールがデカイ音楽だ。鉄拳のPVが話題になったあの名曲も入っている。

 

↓ PVもカッコ良すぎるので、ぜひみてもらいたいですね!

 


5枚目 スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトの「ゲッツ/ジルベルト」

 

 

うーん、何回聴いたか分からないくらい聴いています。

 

ボサノヴァというジャンルですね。

よくスタバとかのカフェで流れているような音楽と言ったら

 

分かり易いかもしれません。

 

ジャズミュージシャンのスタン・ゲッツが参加している為、ジャズの要素が強くなり、純粋なボサノヴァファンからは嫌われているアルバムでもあります。

 

 

でも、ジャズファンからすると名盤中の名盤。ジョアンの妻、アストラッドの素朴な歌声にも魅了される1枚。 

 

Groovyでも昼間にこのアルバムを良くかけています。

 

 


6枚目。ビートルズの通称、赤盤と青盤

 

少し昔に「ビートルズ1(ワン)」というベストアルバムが発売され日本では1番売れたアルバムとなったのですが・・・。

 

あの赤いジャケットのやつですね。

 

いやいやいや、ちょっと待てよと。ビートルズファンなら誰でもそう思った訳です。

 

「ストロベリー・フィールズ」や「プリーズプリーズ・ミー」「サージェント・ペパーズ」も入っていないアルバムがベスト盤かい?冗談きついぜと。

 

ビートルズのアルバムって「レットイットビー」とか「ビートルズ1」ばかり注目されますけど、ベスト以外なら、「サージェント・ペパーズ」とか「アビー・ロード」を聴いて欲しいし、まとめてベストで聴きたいのであれば、この「赤盤・青盤」を買えばほとんどの代表曲は聴けます。

 

 

それにしても「ビートルズ1」の選曲は誰がやったのだろう?あれはベストではないっす。この2つがベストです。とりあえずサージェント・ペパーズを聴いてみてください。

 


 

7枚目  エレカシのベスト盤2007-2012

 

いきなりの邦楽となる訳ですが。

 

「悲しみの果て」「風に吹かれて」などの名曲が入っていないのですが、まあエレカシでどれか選べと言われたらこっちのベストかなーと思います。

 

 

「俺たちの明日」とか「桜の花・・・」とか、もう、歌詞が素晴らしい。同じ世代ににしか分からないし、頑張っている奴に響くメッセージというんでしょうか。

 

どれだけ励まされたか分かりません。ありがとうエレカシ、ありがとう、ミヤジ。復活おめでとう!!

 

 


 

8枚目  ブラッド・メルドーのBack at the Vanguard

 

ようやく8枚目まで来ました(笑)。 

 

またジャズに戻るわけですが。

 

いやー、それにしても酷いジャケット。ジャケ買いする人まずいないレベル。

 

 

でもこれすっげーいいアルバムです。

 

まあ昔のブルーノートとか好きな人には合わないけど。トリップ出来るジャズピアノトリオのライブ盤。

 

 

1曲目をまず聴けば分かる。全てが分かる。

 

でも私はラストのエグジット・ミュージックが最高。最高過ぎる。

 

レディオヘッドのカバーなんですけど、曲の良さをそのまま活かしてメルドー色に染めている。

 

(レディオヘッドのアルバムも10枚に入れるべきか悩むくらい、いいですよ。「OK  computer」聴いてみてください。)

 

 

私はこの曲をメルドーばりに演奏している夢を見た事がありまして。それくらい憧れている曲です。

 

ロック卒業したら、このアルバムか、マイルス・デイビスの「フォア&モア」あたりからジャズ入門するといいかも。

 

 


 

9枚目 マイルス・デイビスの1958マイルス

 

ついに9枚目もう少しだ・・・。

 

はっきり言って、マイルスを出してしまうと10枚全部マイルスになってしまいそうです。

 

 

定番の「ラウンド・ミッドナイト」とか、「リラクシン」とか出そうかとも思ったんですが・・・。

 

 

なんと言っても、収録曲の「オン・グリーン・ドルフィン・・・」。ビル・エバンスが奏でるピアノイントロ。これがマジ泣ける。

 

エバンスのイントロなんて、何て贅沢なんでしょう。

 

この2人が共演しているアルバムは貴重。1枚目の「カインド・オブ・ブルー」も何曲か共演してるけど。

 

しかしジャケットどうなのよ?

 

 


 

10枚目 アントニオ・セラノのen el Central

 

ついに、10枚目。長かった(笑)。

 

これもまたジャケットがイケてないんだけど。最高な訳です。

 

 

ズバリ!ハーモニカのジャズ。そしてピアノトリオとの融合。

 

アントニオが主役だけど、ピアノのジョシュアさんの出番が長め。これはピアノ好きにはたまらない構成。

 

 多分、お店に売ってないし、アマゾンでも売ってない。オークションをまめにチェックするしかありません。

 

実はこのアルバム、私が20代の頃、お茶の水のユニオンのジャズ館でBGMとして流れていたのを店員さんに問い詰め、

 

このCD出せや!と言って(ウソ)衝動買いした名盤。

 

 

衝動買いして大正解。私が持っているジャズCDコレクションの3本の指に入れてもいいくらいの大好きアルバム。

 

1曲目のビューティフル・ラブ。聴くべし!!

 

ていうかどこにも売ってないから聴けないか(笑)

 

 

最近になって動画がアップされるようになったので貼っておきますね。ギターの人もいい感じ。

 

 

 

何とついに、私がお勧めしているアルバムがYouTubeにアップされました。マニアック過ぎてかなり貴重な動画です。↓